骨の髄まで

惚れ惚れ奴隷でした

世界一大嫌いな、コーイチ推しの皆さまへ

 



某出のファンの方、先に進んだ6人のファンの方には腹の立つブログかもしれません。
あなた方に向けたものではないのでご了承を。

 

 



さて、私は推し被り、つまりあなた方がしぬほど嫌いなコーイチ推しです。
あの真っ黒な掲示板を数時間おきに監視し、自分の前にいる黒いペンライトは全員睨みつけ、推しのレスを受けた他人を特定することに命をかける、推し被り敵視のオタクです。
今までずーーーーっと、こういちくんに出会って4年間、そのスタンスでやってきました。

 


でもね、
もううんざりなんですよ。
もう何もかも、ほんとうに、ほんとうに、うんざりなんですよね。
「6人で頑張る」とか言うあいつらも、「6人を応援しなきゃ」とか言うあいつらも、「コーイチがコメント出さないのが悪い」とか言うあいつらも。

どうして私たちだけ仲間外れにされなきゃいけないんだろうな、ね、そう思わない?
(まさか大嫌いな推し被りに問いかける日が来るとは思わなかった!)

 

 



なんでみんな諦めたみたいなブログ書くの?

かいくんも、りょうがくんも、たくちゃんに、ゆーきくんも、ゆーすけも、たかしも、
なんでこういちくんの代わりがいないってわからないの?散々ここまで誰があの超特急を引っ張ってきてくれたと思っているの?本当に腹が立つ。なんで、「立ち止まってる暇なんてない」って言えるの?
立ち止まろうよ、帰ってくるまで待とうよ、ねえ、なんでもするから、なんでもするからって泣いて泣いて泣いて縋りつこうよ。
何度だって振り返ろうよ。

 

 


世界で一番かっこいいのはこういちくんです。
あんな人もうこの世に一人もいないよ。どうしてみんなわからない?
強くなんてならなくていいよ、なんでもするよ。
きっと今ちょっと調子に乗っちゃっただけなんだよ。最近人気上がってたしね。でもほら、あいつ絶対あのアリーナ、ペンライトの海を夢に見るよ。怪しい仲間とつるんで失敗した先に、絶対君たちのこと思い出すからさあ。

 

 

私はモンペですが、今回の脱退については、言うならば、あの6人が「残された」のではなく、こういちくんが「ついていけなかった」のだと思っています。アイドルとしてキラキラ輝く舞台に進むことを怖がったのはこういちくんだと思います。

あーあ、「超特急をやめない」って言う6人を推してる他推し、うらやましいな。
私たち1推しが謝るから、もう少しだけ待ってやってくれないかな。

 

 


発表から3日間こんなことばかり考えていました。
進む6人に、着いて進みだす他推し。TLで残される真っ黒な私たち。

でもなんだか、思えばこんなことをずっと4年間繰り返していたような気がするんですよ。
思えばこういち推しって、毎日不憫だったなあ(笑)って。
真夏に汗だくでイメージカラーの黒を着て、推し本人に「ほんまに白色やんな~」と笑われる光らないペンライトを持ち、ブログの更新などなく、あったかと思えば病み更新、そしてまた他推しには「コーイチしっかりしろ」と怒られる。

他推しがうらやましくてたまらないのも、何も今始まったことじゃない。
推しの機嫌に怯えて、自分のお金出して買った特典券をゴミにしてきた私たちでした。
なんで何も話せずに、あんなにループしたんだろう(笑) 
こういちくんの顔が怖くて、何枚無駄にしただろう(笑)
推しの機嫌のせいで他推しに叩かれて、何度謝っただろうなあ。



だからさ、戻りたくなったら戻っておいでよ。
いつもみたいにさ、謝ってあげるから、こういちくんはへらへらしてていいよ。
あなたがいないことがなによりも、私には悲しい。

 

 

 


本当に推し馬鹿だなって、呆れる方々がほとんどだと思います。
だけど、私が眠れぬ推し被りたちに伝えたいのは、
今この世界で、当事者なのは黒を選んだ私たちだけなんですよ。

 


世界で一番かっこいい男を推してしまったが故に、今私たちだけが被害者です。
世界一見る目があってしまったが故に、今世界一かわいそうなのは私たちです。

 


光り輝く青、紫、緑、赤、黄、白、そしてピンク、そんな色をまとった人たちではなく、光らない黒を選んでしまった私たちにしかわからない感情が、確かにあると思います。

 


まだまだ着いていけなくて泣けてしまうのも、何も言わない推しに腹が立ってしまうのも、「芸能人」と「ファン」という関係に悔しくなってしまうのも、あの時の笑顔、歌声は嘘だったのかとやるせなくなってしまうのも。
全ては彼のことを、大好きだった、そして大好きな私たちだからです。
どんな感情だって抱く権利がある。


ひとまず私は彼の言葉が出るまで、「帰ってきて」そして「返してよ」「まだ待ってあげてよ」と泣こうと思います。最後の最後まで、コーイチ推しであろうと思います。これはもはや返事をくれない彼への復讐でもあるのかも。

君が何かを言うまで、いつまでだって君の肩を持ってやる。「こういちくんは悪くない」って他推しに叩かれるのはもう慣れっこなんだよ。君の大嫌いだったオタクでいるから覚悟しろ。

 


この件は、私とこういちくん、2人きりの問題です。

 


そしてまた、あなたと吉野、あなたとコーイチ、あなたとこーちゃん、全コーイチ推しとこういちくんの関係の数だけ、2人きりの感情があると思います。
だってあなたがこういちくんを推していた、あの宝物のような日々は、確かに存在したんですよ。

 

 

 


おなかがすいたけど、カップ麺を食べるのはやめようかな。
だってこういち推しで一番かわいくありたいし。


それでは推し被り皆様、次会うときは何色着てるかな。
でも多分私たち、お互いのことわかると思うよ。
だって世界一見る目のある女たちだから。
それじゃ、また、現場で会ったら睨み合いっこしようね。負けないよ。


コーイチ推しより